S&Dセレクション

ファブリックサインシステム 「新型ルーファス」

次世代のスタンダードサインシステム 特許取得したフレームの新型ルーファス

日本でも、市場が拡大しつつあるファブリックサインシステム。大型のグラフィク交換も簡単で、誰でも行えるため、施工費が抑えられる。そのため、すでに欧米では、空港や路面店、ショールーム、商業施設など、あらゆる場所で採用されている。日本最大級の受注製造実績のある(株)リディアワークスでは、国内特許登録済、PCT国際特許出願中の「新型ルーファス」を取り扱っており、研究、企画、フレーム部品製造、印刷、縫製、LED機器、組立、設置、交換、メンテナンス、すべてに対応している。ここでは、ルーファスの魅力についてお伝えしたい。

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様々な印刷メディアが使用可能
20mmの寸法ズレにも対応!

 デザインをプリントした布にエッジラバーを縫製、フレームの溝にはめ込むだけで完成する「ファブリックサインシステム」。布を使うことにより、意匠を簡単に変更することができ、また、物流が軽くコンパクトなのも魅力だ。大型のビジュアルでも、女性が取付交換できる。
 現在、複数の企業がファブリックサインシステムを取り扱っているが、リディアワークスが取り扱う「新型ルーファス」は、これまで不便に感じていた問題点を改善し、より使いやすいファブリックサインシステムとなっている。
 例えば、これまでのフレームでは、ビジュアルの製作寸法のズレが許容範囲3mm以内と大変細かく、生産効率が悪かった。また、寸法間違いでビジュアルが入らないことも多々あった。さらに、伸縮する生地はビジュアルが歪むため、広告などには適さない。伸縮性のない生地を使用する場合には、製作寸法のズレが許容範囲1mm以内となり、さらに高生産が難しくなる。
 新型ルーファスではフレームの構造を改良し、布をはめ込む溝に突起を設けることで、製作寸法より20mm大きくても対応できる。伸縮性に依存しない、多種多様な印刷メディアや生地が使用できるようになった。不燃内照印刷メディアにも対応。他社のフレームと比べ、圧倒的な使いやすさを実現した。

 


スバル販売店へ440台導入!! 
ブランドの世界観を作り上げる

 

ルーファス

 富士重工業(株)〔2017年4月より(株)SUBARUに社名変更〕が展開する自動車ブランド「スバル」の販売店、約380店舗にはルーファスが導入されている。
 ルーファスの導入を決めた、富士重工業販売促進部の担当者は以下のように語る。
 『2014年に新中期経営ビジョン「際立とう2020」を策定し、その主な取組み項目のひとつに、「スバルブランドを磨く」を掲げました。
 国内のスバル販売店においては、この活動に合わせ、ショールームの改善活動を開始し、同年に発売した、レガシィ・レヴォーグなどの新型車両の展示に上質感をもたせるため、店頭什器類を一新しました。
 そのひとつに、リディアワークス様からご提案頂いたルーファスがあります。
 鮮やかな色彩と光沢感で、スバルならではの世界観を打ち出すことが可能な点と、両面のファブリックのみ差し替えることで用途に応じたビジュアルに変更できる汎用性を重視し、採用させて頂く運びになりました。
 まず、全国スバル特約店の販売店ショールームに約380台を導入しました。店舗からは「ビジュアルが光って印刷もきれい」、「スバルの世界観が伝わりやすい」、「閉店後、ビジュアルが光っていると、道路から見た際にとても目立って良い」と非常に好印象でした。
 さらに、翌年の2015年には「スバルアクティブライフ(安心と愉しさ)」を店頭でご提案するツールとして、特大のルーファス製作をリディアワークス様に依頼し、全国の主要店舗約60店に導入しました。
 アウトドアやスポーツの風景などを大きく映し出し、その風景に合う仕様のスバル車と、テントやスポーツギアなどの大型ツールを合わせて設置することで、まるでその場にいるかのような、臨場感のある装飾演出ができました。
 新しいクルマをご検討中のお客様に、スバルのある生活を想起頂くことに効果を発揮しています。その後も、半年に1度、季節に合わせたグラフィックに差し替えています』。

ルーファス

 

ルーファス

 

 

こちらの情報は月刊サイン&ディスプレイ2017年2月号で掲載しております。

問い合わせ

(株)リディアワークス
東京都墨田区立川3-6-5 3F
Tel.03-6659-5215 Fax.03-6659-5217
http://rideaworks.com

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