インタビュー

看板用LED投光器「L-Projector」

120Wなのに200W相当の面照度を確保!!これまでにない均一な光を再現する。

レベリック(株)が屋外広告業界に向けて販売しているLED投光器「L-Projector」。同投光器について、同社代表取締役社長の阿部慎也氏に訊いた。

 

 

レベリック(株)および(株)セイビ堂の代表取締役社長である阿部慎也氏。

 

プロジェクションのように照射する “プロジェクションライティング”

ー「L-Projector」開発の切っ掛けは何ですか?

 弊社では看板用LED照明としてフロッグ「FROG」という製品を販売しています。この「FROG」は60Wで明るさ6,600lmの投光器なのですが、LEDの光が片方向にだけ伸びるような配光特性を持っています。いわゆるアシンメトリータイプの投光器です。ただ、大きな看板を少ない台数で綺麗に照射できる、より大型な投光器が求められるようになってきたので、新製品の開発に着手しました。それで誕生したのが新たなアシンメトリータイプのLED投光器「L-Projector」です。

 

 

ー光の特長を教えてください。

 通常の投光器ですと、全周囲に灯具からの光がいってしまうので、実際に看板の上から照らすと、板面だけではなく、足元など下の方にも光が当たります。でもこの光って無駄ですよね。光を調整することで、下にもれてしまっている光を、看板の板面にだけ当たるようにしているのが「L-Projector」の大きな特長です。製品名のとおり、プロジェクターによる映像投影のように、対象物に光をぴったりとあてがうような照射イメージで、我々は“プロジェクションライティング”と呼んでいます。今までの投光器とは全く違った均一な光を再現できますよ。そしてもうひとつ、このような特殊な配光設計により、120Wなのですが、200W相当の面照度が得られるのも特長です。光を平準化させて伸ばしているので、均一な面照度が得られるのです。無駄な光を無くしているので、従来のLED投光器と比べて、最大で50%ほど消費電力も削減できます。あと、投光器は演色評価数(Ra)が低いものが多いですよね。最近、モジュールはRa80以上のものを使うようになってきましたけど、投光器はまだまだです。「L-Projector」は、Ra80以上のチップを採用しているので色の再現性が非常に良いです。看板はやはり演色性が高くないと綺麗に見えないので、Raの高いチップが必須です。

 

 電源・LEDモジュールを守るために3つのサージプロテクター内蔵

ー筐体にも特長があるとか。

 雷サージ対策がしっかり施されています。雷が投光器に与える影響はかなり大きいので、電源やLEDモジュールを守るため、3つのサージプロテクター(避雷器)が内部に搭載されています。一般的な投光器には、雷サージがついていないものが多いです。付いていても容量が小さいものがほとんどです。説明書には『ケーブルを持っていって、配電側に漏電ブレーカーなどと一緒にサージプロテクターを付けてください』と書いてあるのですが、実際に付けている人はほとんどいません。「L-Projector」は最初から中に入っているので、その点は安心です。雷の被害を最小限に抑えられます。また、筐体はアルミダイキャスト製で、表面には強化ガラスを使用しています。ポリカーボネートやアクリルのものを使っているところは多いと思うのですが、ガラスを使用することで透明度を長時間維持できますし、経年劣化にも強いです。ただ、いくら表面が強くてもボディが腐食しては意味がないので、我々はタフコートと言ってますけど、少し特殊な塗料でコーティングを施しています。電源込みで6.5kgなので軽量化も図れていると思います。

 

 

 

 

ー防水対策について教えてください。

 一般的に投光器は、気密性を高くすればするほど、IPを高く取得すればするほど、内気圧と外気圧の差で結露しやすかったり、水が入りやすかったりするのです。一旦結露してしまうと気密性が高い分、結露が消えないのです。各メーカーさんがそこで苦労していると思いますし、トラブルも多いです。この問題を解消するために、「L-Projector」には気圧を調整するための工夫が施されています。水を防ぐだけではなく、結露を防止するための換気機能も持たせているのです。

 

ー施された工夫とは具体的にどのようなものなのですか?

 簡単に言ってしまえば、内部が二重構造になっているのです。マトリョーシカのように、筐体の中に筐体が入っているようなそんな構造になっています。建築で言うと、ダブルシールというのですが、コーキングがあって、それだけでは水が入ってきてしまうので空気層を設けて、また1つシールを入れて、ダブルシールで防水を維持する、そういったノウハウを取り入れています。投光器を選定するときって、おそらくカタログに載っているスペックから判断されることが多いと思います。しかし「L-Projector」は、同じワット数の他製品と比べると面照度が全く違います。確実に明るいと思っていただけるはずです。

 

問い合わせ

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