デジタルサイネージ トレンド

〈2020.3.9〉手洗いサイネージで感染症・食中毒を予防

 流通・サービス店舗に特化したアウトソーシング事業を展開するインパクトホールディングス(株)の子会社で、デジタルサイネージを中心とした店頭販促トータルソリューションの提供を行なっている(株)impactTVは、感染症・食中毒等の予防の効果を期待できる「手洗いサイネージ」を2020年4月より発売する。

 

 

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 手洗いサイネージは飲食店や食品工場、医療・文教施設の手洗い場に設置し、手洗い場に立った人を自動的に検知して起動し、動画で手洗い方法をガイドする。動画終了前に手洗い場から離れると、画面表示と音で警告。きちんと手洗いをした人、あるいは手洗い時間が不十分な人の顔写真を記録することができる。

 

 

 感染症・食中毒等の予防において最も基本とされる「手洗い」は根拠に基づく適切な「手洗い方法」があり、厚生労働省を始めとする関係機関が指導・推奨している。impactTVは、従来より衛生管理を要求される現場から、「正しい手洗いに対する意識を強化したい」「正しい手洗いの仕方を各作業員に最後まで覚えてもらいたい」「静的な注意喚起等を促す掲示物だけでは効果を見込みづらい」「外国人作業員やパートタイム作業員に都度教えているが、効率化したい」といった要望があり、サイネージによる解決手段(特願:2018-230420)の相談を個別に受けていたという。

 

 現在、重要な社会問題となっている新型コロナウイルス感染症においても、基本的な予防措置として「正しい手洗い方法」が奨励されており、それを常に意識してもらう環境つくりの一環として、この「手洗いサイネージ」を提案するという。

 

 

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■ 手洗いサイネージの特徴
・電源と設置スペースがあれば1台から設置可能。
・サイネージと連携するワイヤレス人感センサーで、手洗い場に立つ人の検知・離脱を捕捉。
・手洗い動画が再生し、それに合わせた手洗いを促進。
・動画終了前に手洗い場から離れると警告。
・最後まで手洗いをした人や途中で止めてしまった人を撮影。
・管理者は撮影画像をもとに手洗い履行状況を把握可能。

 

■ お手本ビデオ「正しい手洗い手順」
impactTVが手洗いのポイントを1分間の映像でまとめたナレーション付き「正しい手洗い手順動画(https://youtu.be/x_bZmHkOUWM)」を端末本体にセットした状態で出荷。なお、USBメモリを使用して「手持ちの手洗い動画」と差し替えることも容易だ。

 

 

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【手洗いサイネージの仕様】

<手洗いサイネージ本体>
■ 表示画面

10インチワイドIPS
■ 記憶媒体

内部メモリ5GBまたはSDカード、SDHCカード対応
■ 外寸

W257×H163×D22mm
■ 重量

約660g
■ 電源

ACアダプタ(100-240V 50/60Hz)
■ 消費電力(定格)

10W
■ 標準付属品

ACアダプタ、取扱説明書、自立式スタンド、取付金具(オプション)、防水ケース(オプション)

 

<ワイヤレス人感センサー>
■ 外寸

W55×H45×D5mm
■ 方式

赤外線方式
■ 電源

ボタン電池駆動×2
■ 電池寿命

約1年

 

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