ニュースリリース

〈2019.2.1〉JR東日本の「案内AIみんなで育てようプロジェクト」にバーチャルアーティストIA(イア)が登場

 AI関連技術の研究開発、社会実装に向けた取り組みを展開している(株)モノゴコロ(本社:東京都渋谷区)は、JR東日本グループが実施する「案内AIみんなで育てようプロジェクト」において、1st PLACE(株)(本社:東京都目黒)がプロデュースするバーチャルアーティストIA(イア)とコラボレーションしたデジタルサイネージタイプの案内AI「バーチャルアテンダント」をJR上野駅に設置する。

 

 年々増加する訪日観光客は、2018年に3000万人を超え過去最高を記録し、オリンピックを控えた2020年には4,000万人と言われている。モノゴコロは、国内に限らず海外でも人気の高いIA(イア)とコラボレーションすることで、訪日観光客の利用促進を図りたいという。

 

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▲ バーチャルアテンダント IAコラボレーションバージョン

 

 

 「バーチャルアテンダント」とは、モノゴコロの自然言語処理をはじめとするAI関連技術やCGキャラクターアニメーション技術、 協力会社の音声技術やハードウェアのノウハウを統合してワンパッケージ化された対話型デジタルサイネージだ。

 

 等身大の人物やキャラクターが画面に登場し、利用者が音声で質問等を話しかけると、 内容を解析し、 音声とディスプレイ画面を使って回答する。

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 今回は、バーチャルアーティストIA(イア)とのコラボレーションバージョンと、着物姿の案内AI「バーチャルアテンダント茜(あかね)」が上野駅に設置される。

 

 

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▲ 着物姿の案内AI「バーチャルアテンダント茜(あかね)」

 

 

■「案内 AI みんなで育てようプロジェクト」概要

山手線内の複数のターミナル駅及び商業施設(エキナカ及びホテル等)に案内ロボットやデジタルサイネージを設置、 また案内チャットボットを展開し、 駅構内・駅周辺の案内や、 土産案内などを行う。

 

 それぞれの箇所で利用者からの様々な質問に回答し、さらに質問内容を基にAIが学習することで回答の精度を向上させ、よりスマートな案内AIシステムの構築を目指すプロジェクトだ。

なお、同実証実験は「モビリティ変革コンソーシアム」の実証実験のひとつである。

 

■ 実施期間

2018年12月7日~2019年3月15日

■ 実施箇所

東京駅、 浜松町駅、 品川駅、 新宿駅、 池袋駅、 上野駅 合計6駅等 24箇所

■ 参加企業

メーカー等 18社、JR東日本グループ 15社 合計 33社

■ 幹事会社

JREロボティクスステーション有限責任事業組合(LLP)

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