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日本製図器工業「Re-board Seminar2019」

「Re-board Seminar2019」開催、 成功ノウハウと事例を紹介。

日本製図器工業(株)は、今年で11回目となる「Re-board Seminar2019」を、2019年2月22日、コングレスクエア日本橋(東京都中央区)で開催した。同社販売製品「Re-board(リボード)」を活用したビジネス成功ノウハウや、事例などを紹介。会場には同製品を使った展示品を並べ、来場者の注目を集めていた。

 

 

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▲ 「Re-board Seminar2019」の様子。

 

エコを謳った展示会ブースは産業廃棄物だらけ

 

 日本製図器工業(株) 代表取締役 福田正範氏は、『エコを謳った展示会でも、展示ブース設営に使われる素材がエコではない』と話す。毎月毎週のように様々なテーマで開催される展示会だが、撤去時は展示ブースを解体する際に、産業廃棄物が山のように排出される。通常展示ブースに使用されるのは木材が一般的で、これらは再生不可、リユースができないものが多い。こういった廃棄問題が毎回絶えず、深刻化しているという。

 

 同社が提案する「Re-board」は、木材と遜色ない耐久性を誇りながら、100%紙でできているため、通常の紙・段ボールと同様にリサイクルができ、撤去後も何度も使用できる。さらに、環境に害を及ぼす加工物を材料、及び製造工程において一切使用していないため、燃焼しても有毒物質が発生しないという。

 

 福田氏は「Re-board」を木材などの代用として、展示ブースに活用した事例を紹介。エコだけではなく、人や車が乗っても大丈夫だという強い耐久性や、女性2名ほどでも簡単に組み上げることができるという施工性、また、各種溶剤系やUV系のインクジェットプリンターに対して高い印刷適性をもっている点が、展示ブース設営などに適している。

 

 さらに、海外の展示会では展示会設営に関する規制が厳しく、夜間に工具などの音が出る設営は禁じられているケースが多いが、「Re-board」を使ったブースの設営には、工具が必要ない。そのため、騒音や事故などを防ぐことができるというのだ。

 

難燃材から不燃材へ 研究開発が続く「Re-board」

 

 続いて、海外ゲストスピーカーRe-board Technology社 CEO Gustaf氏が説明したのは、「Re-board」の安全性だ。

 

 海外の展示会では不燃に関する規制も厳しく、不燃でないと使用できないという会場が多数ある。そこで「Re-board」は、これまでの防炎認証であるユーロクラスCから、不燃認証を得るべく、研究開発を重ね、2019年に不燃の「Re-board」を完成させたという。

 

 また、今後の取り組みとして、製造工場の拡大や、それに伴った経営陣の強化、さらに、「Re-board」の新カラーラインアップの発売も予定していると発表した。

 

「Re-board」の特性を生かして商品化へ

 

 次に国内ゲストスピーカーとして、森紙器(株)代表取締役の森 勇一氏が、「Re-board」を使った成功事例を紹介した。

 

 主な成功事例は、AEDボックスに「Re-board」を使用したことだ。当初は社内設置用途で試しに同製品を使って製作し、設置していたところ、訪れた役所の職員から問い合わせがあり、それがきっかけで商品化したのが始まりだったという。

 

 「Re-board」を使ったAEDボックスは、軽量で施工性が高く、さらにラミネート加工が可能で耐水性にも優れているため、訓練等で持ち運びを要する消防局などから重宝されたという。また、印刷適正の高さから、自社ロゴを入れたりカラーを変更したりと、オリジナリティのあるカスタマイズが可能なため、問い合わせが増えていったと語った森氏。

 

 このように「Re-board」の特性を生かした事例が数多く紹介された。

 

 最後に、国内外での「Re-board」納入事例や、完成品イメージを3Dで確認できるソフトウェアとあわせた活用方法などが紹介された。会場には、「Re-board」を使って作られた展示品と事例の写真などが並び、現物を間近で感じることができた。

 

 

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▲ 会場に並んだ、「Re-board」を使った展示品。

 

 

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 ▲ 「Re-board」を活用した事例写真。

 

 

こちらの情報は月刊サイン&ディスプレイ2019年3月号に掲載しております。

 

 

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