S&Dセレクション

8K映像による“圧倒的色彩美”で創る臨場感あるサイネージ空間

最高の表現力であなたを魅了するサイネージソリューションを提供。

取材「デジタルサイネージ ジャパン 2018」

 

▲ 中央に8K16面ビデオウォールとその左右に6基の8K変則ビデオウォールを展示し、前面左右には「BOE32型IoT View額縁システム」を設置した。

 

インパクトある8K映像美で 圧倒的なサイネージ空間を創り上げる

 『昨年のデジタルサイネージジャパンではエリア毎に「面」で8Kを表現してましたが、今年のBOEブースは、「空間全体」で8Kを表現しています。われわれは「最高の表現力であなたを魅了する」というテーマで、見せ方に徹底的にこだわり、長い年月蓄積してきた8Kのノウハウを生かし、ブース全体が一つの商品として、業界初の8Kサイネージを実現しています。ブースは、異なる角度から見ても、繰り返し新たな体感ができるように綿密に計算しています』と語るのは、BOEジャパン(株)代表取締役社長の久保島 力氏だ。

 また、今回の同社ブースでは、4月に発表したBOE独自の配信システムを実装し、クラウドから世界のどこへでも8K映像を提供することのできる「BOE 8Kデコード・プレイヤー」を使用した8Kサイネージシステムも展示された。

 その他では、本物の木を用いて職人が作りあげた美しい額縁に、映り込みのない広視野角の32インチ液晶に、BOEクラウドから配信された美しい風景やアートなどを映し出すノングレア・フルハイビジョン液晶ディスプレイ「BOE32型 IoT View 額縁システム(以下、IoT View 額縁システム)」も注目を集めた。

 「IoT View 額縁システム」は、電源ケーブルを一本繋ぐだけで設置ができ、スマートフォンなどの各種端末で、映像アップロードや、再生スケジュール設定が可能。IoT端末として個々にIDが付与され、クラウドから個別、店舗毎、地域毎、一斉配信など、目的に応じた配信管理ができるのが特長だ。  今回はブース前面の左右に設置されており、これが全体の空間演出の鍵のひとつになっている。場面を想定し、いかに人に見てもらうかにこだわり、複数の台数を、リズミカルに配置することで、ファッショナブルな次世代の店舗サイネージを創りあげている。それぞれの額縁システムは、来場者の見やすい角度に個々に調整し取付けられている。ここにもBOEのこだわりが見えた。

 

 

2年連続受賞となる「BEST OF SHOW AWARD」

 BOEジャパンは昨年に引き続き、「BEST OF SHOW AWARD」のグランプリを受賞した。「サイネージ」という観点で、いかに人を引き付けるかにこだわった最高画質8K、オリジナル8Kコンテンツ、ブースデザイン、隅々まで計算された製品レイアウトなど、ブース全体そのものが、「これこそ真のサイネージだ」という高い評価を獲得した。

 

 

▲ BOEジャパンは昨年に引き続き、「BEST OF SHOW AWARD」のグランプリを受賞した。デジタルサイネージのPRを、より効果的な演出、ブース構造で実施しているものに与えられる賞だ。

 

 

最高の表現力であなたを魅了する

 BOEがこだわっている最高の表現力について久保島氏に伺った。

 『今回の展示会出展は、「最高の表現力であなたを魅了する」をテーマに、お客様に感動して採用していただけるよう、構想段階から力を入れてきました。既存の製品で、如何にお客様に感動を与えることができるか、繰り返し思考と検証を重ねてきました。

 昨年は、55インチ液晶ディスプレイ16面(4×4)で構成した超大画面(220インチ)、左右に縦型大画面(各98インチ)を囲まれ感をもたらすカーブ状に設置しました。今年は、中央に55インチ・ビデオウォール液晶ディスプレイ16面を置き、その左右前面に3段、2段の変則的なビデオウォール6基を独創的にレイアウトし、周辺空間も取り込んださらにダイナミックで圧倒的な映像空間を創り上げました。この独特なビデオウォールも全て8K非圧縮映像を表示し、8Kによる新たなサイネージ提案を創り上げました。

 この6基のビデオウォール位置は綿密に計算し、ブースを一つの商品として見ていただくため、様々な角度から見ても、美しく、繋がりと広がりがあるようにしました。会場入り口のエスカレーターから降りてくるときから、どのような見え方をするのか、というところまで配慮しています。

 正面16面と左右6基のビデオウォールにおいては、連動した8Kオリジナル・コンテンツを用い、より一体感がますよう1フレームの映像も妥協しないで追及しました。これらの徹底したこだわりにより、初めて、お客様の感動と満足を得られるものと信じています。

 BOEは、8K、IoT、クラウドを基に、「最高の表現力であなたを魅了する」サイネージソリューション開発に、今後も取組んでいきます』と力強く語ってくれた。

 

 

▲ スタイリッシュでスリムな電子看板サイネージ・ディスプレイも展示。

 

 

縦型等身大の大画面で、迫力の映像美を表現した。

大迫力なブースに足を止め、スマートフォンで撮影している来場者の姿が多く見られた。

 

【 問い合わせ先】
BOEジャパン(株)
Tel.03-6712-3960
http://boe.co.jp/

 

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