S&Dセレクション

SHIBUYA109 ロゴサイン

若者の夢や思いが集まるSHIBUYA109
−次世代の記憶に残り続けるロゴサインを職人による手仕事が支えている−




「SHIBUYA109」が40年ぶりにロゴ変更


 40年の歳月を経て、渋谷を代表する建物となったシリンダー。その上部にある「SHIBUYA109」の赤いロゴは渋谷の象徴として、多くの人々の記憶に残る稀有なサインだった。

 2018年秋、SHIBUYA109は将来に向けての弛まぬ進化を示すシンボルとして、新しいロゴへの変更を発表。一般公募による選定は大きなニュースとなり、9,537件の応募の中から特徴的なグラデーションの新しいロゴに決まった。今回、この新たなサインの施工を行ったアオイネオン(株)は以下のように話す。

 『グラデーションを表現するために様々な検討を行いました。
 SHIBUYA109では、きらめきがあって、強い発光のロゴにこだわりを持っておられました。そのため、インクジェット内照式によるグラデーション表現ではなく、LEDの直接光を選択しました。
 今回のサインは直接光源であるLEDランプを配列したパネルの前にパンチング加工されたグラデーションプレートで、光源を極力隠した二重構造になっているのが特徴です。
 LEDランプが発光していない昼間にグラデーションカラーを忠実に表現し、LEDランプが発光する午後には中間色であるピンク単色の直接光でキラメキ感を感じさせるようになっています。
 午後から夕方にかけてピンクLEDの直接光によりグラデーションが徐々に消えて、ロゴサインはLEDのキラメキに変わります。

▲ シリンダー上部のサイン(昼間と夜間の様子)。

 

メインエントランスの多角形門型もグラデーションで一新

 

 SHIBUYA109の低層部のメインエントランスと、道玄坂通り側・文化通り側の各エントランスにおいては、ロゴを白色の直接発光とし、門型やベースをグラデーションで表現するサインシステムで統一されている。


▲ メインエントランスの多角形門型。

▲ 道玄坂通り側エントランスサイン

▲ 文化通り側エントランスサイン

 

熟練した職人よる手作業で絶妙なバランスを実現


 シリンダー頂部のサインは6m×4.5mの大きさ。ここでは14,000個ものLEDが、熟練した職人たちの手によって取り付けられ、そのピッチはきらめき感を確保しつつ、最大限にグラデーションカラーが視認できるようなバランスに調整されている。

▲ LEDは熟練した職人の手により取り付けられている。

 


〈所在地〉
東京都渋谷区-SHIBUYA109

〈完成年月〉
2019年4月

〈ディレクター/クライアント〉
(株)SHIBUYA109エンタテイメント

〈デザイナー〉
ハナガキダイジュ
池田敦美

〈施工者〉
アオイネオン(株)


【問い合わせ先】
アオイネオン(株)
静岡県静岡市葵区新伝馬1-3-43
Tel.054-204-0900(代) Fax.054-204-0941
https://www.aoineon.com

※ 本記事は「月刊サイン&ディスプレイ9月号」にも掲載しておりますが、そこで掲載している「問い合わせ先」に誤りがございました。
9月号に掲載しておりますアオイネオン様の「住所・電話/FAX番号」は旧住所のものであり、本Webにて掲載している上記のものが正しいです。
関係各社様および読者の皆様にご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした。
-月刊サイン&ディスプレイ編集部-


 

 

 

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